今年の夏にプレでご紹介展示した水棲生物画家の繁田穂波さんの個展を開催いたします。
命の循環をテーマに水棲生物を用いて、生命の強かさや儚さを描いています。絵具の層を彫って描く流線は「その生命から感じ取る息吹」を表現しています。
ペン画を製作してくなかで描くことでゴミを出し続けていることに違和感を感じ、岩、土、貝殻などの日本画の絵具に着目し現在のミクストメディア作品に転向をされました。
不要になったブイ(浮き)にアートを施すことで、新しい命を吹き込み生まれ変わらせるアップサイクルアートにも精力を注いでいます。
今回の展示は、繁田穂波さん年内最後の展示となります。
新作の発表もあるとのことなので、これまでの作品と共にお楽しみいただけると思います。
また、先月自身初となるクラウドファンディングに挑戦し、大成功(達成率175%)を収められました。
クラウドファンディングの詳細はコチラをご覧ください。(*現在は終了しています。)
ご自身が決めてこられた挑戦をひとつひとつ乗り越え、その歴史を丁寧に積み重ねられている繁田穂波さんの世界観は、
生き物の生命力やアートが持つ力で、作品を見る人達を大海原のように包み込んでくれるでしょう。
今回の展示会テーマとなっている「Tenderness」~やさしさ~、ぜひご覧ください。お待ちしております。
期間中、来場いただいた皆さまには先着100名様に作家ご本人よりポストカードをプレゼントいたします。
水棲生物画家 繁田穂波 個展 『Tenderness』
2022.11.21(mon)-30(wed)
10:30-18:00(最終日は17:00閉場)
Mori Pearl Shop & Gallery
*作家在廊予定:毎日(時間13:00~18:00)